天草市役所に潜入したリアルをご紹介します。天草市役所ってどうなの!? 天草市総合政策審議会の委員として再任を果たしたので、市役所内部へ潜入したリアルをご紹介します。 そもそも 市の職員と聞いてどのような印象をお持ちでしょうか?? 調査時期が古いのですが、内閣府の世論調査を発見しました! なんてひどい!!! そんなもんだよね! どちらの感想をお持ちでしょうか?? 市の職員と聞いて、一体どんな仕事をしているのか? ほとんどの方は「何をしているの知らない」というのが正直なところではないでしょうか?? お恥ずかしながら正直なところ私もほとんど知りませんでした💦 天草市総合政策審議会という会議の場を通して、すべての部署の計画策定と実施状況の確認という大役をお任せいただき、一緒に仕事をさせていただく中で感じた市役所職員のリアルを忖度なしで語りたいと思います!笑 ① 天草市役所は何のために仕事しているの? ② どんな想いで仕事をしているの? ③ ぶっちゃけ仕事ぶりはどうなの? 【①天草市役所は何のために仕事をしているのか?】 『ともにつながり 幸せ実感 宝の島“天草”』 これが馬場市長及び天草市役所職員の方々が2029年(令和11年)までに実現を目指している「まちの将来像」です! 素敵じゃないですか! この言葉にたどり着くために、めちゃくちゃ多くの議論が重ねられました! というのも、 すべての部署(10部署・38課に所属する945名の職員)におけるすべての計画はここを目指して立案されるからです! 天草市すべての部署一覧⇧ これらの部署の代表者で様々な議論が交わされ、抽象的な「まちの将来像」を達成するために「5つの理念」がつくられていきました⇩ 「5つの理念」を達成するために「19のありたい姿」がつくられ… 「19のありたい姿」を達成するための「40の政策」がつくられ… 「40の政策」を実現するための具体的な「93の政策計画」がつくられ… 「93の政策計画」がうまくいっているのかをチェックするための「126の成果指標」がつくられていきました! そうやって出来上がったのがこちら!! やばくないですか?? やり切るき満々じゃないですか!? 「ここまでの市の総合計画を立案できる市区町村はなかなかない!」 「天草市の宝は行政職員だ!」 と、天草市総合政策審議会の委員である玉村先生(慶應義塾大学総合政策学部 教授)が声を大にしていってました! 僕もそう思います!笑 【どんな思いで仕事をしているのか?】 次に、どんな想いで仕事に取り組んでいるのか? これは職員のみぞ知るところかと思います! ということで、インタビューを試みるべく! 勇気を振り絞って、当時政策審議会を取りまとめられていた政策企画課の課長さん(50代)に声をかけてみました! 「飲みにいきましょう!」 2人で語り合った時間はとても濃密なものでした!笑 ひと回り以上離れた若造(私)にいろいろな話をしてくださいました! 昔と今の違い、多くの部署を回られての苦労、行政職員や地域を巻き込む難しさなどなど その中でもとても印象的だったことが2つあります。 1つ目は、「常に学び続けられているということ」 いろいろな話の背景に常に出てる言葉がありました。 それは「学び」という言葉です。 「ここではこの学びが得られた!」 「この学びがここで役に立った!」 行政マンとして勤務を始めてからこれまでずっと常に学ぶことを続けられてきているということがとても印象的でした! 行政の仕事は毎年毎年同じことを繰り返し行う、変化の少ない業務だと思われがちです。 私だけですかね?笑 しかし、 実際は毎年毎年大きな変化の中、どのような行政運営を行なっていくべきかとても変化が大きい仕事です。 天草市ではなおさらです! 2市8町が合併したかと思えば、毎年のように人口が1000人減っていく・・・ さらには少子高齢化が日本の40年先をいく地域・・・ 行政職員は毎年減り、業務量は増えていく・・・ ものすごい変化と成長が求められる環境。 課長のお話を通じて、その環境下で成果を残す! それが行政職員だということが理解できました! 2つ目は、「仕事にやりがいを感じているということ」 話を聞かせてもらった課長さんは50代。 自分の身近にいる50代の大人の中で、こんなにも仕事を楽しんでいる大人は見たことがありませんでした! 自分の仕事について熱く語れて、 常に学ぶ姿勢を持っていて、 成長意欲が高い人。 行政マンとしての仕事が天職であるかのようにイキイキと語られている姿をみて、行政の仕事というのは大変だけれど、とてもやりがいのある仕事なんだと感じました! こんな50代に僕もなりたい。笑 【ぶっちゃけ仕事ぶりはどうなのか?】 気になる仕事ぶり・・・ 一緒に仕事をしてみて感じたことは、「とても丁寧」ということです。 それこそ、おそらく審議会に参加されていた方の中で私が最年少。 しかし、 そんな若輩者の私に対し、年齢的にも役職的にもとても重い責任で仕事をされてこられた部長の方々はとても丁寧な対応でした。 質疑応答の際の言葉づかい1つとっても相手への配慮が強く感じられる言葉づかいをされていて、とても感激しました。 ここに関しては、自分自身多くの学びがありました。 自分も年を重ねていくほど、丁寧な対応ができるカッコいい大人になりたい!お手本にしたい大人!だと思いました! では、 若手社員はどうなのか!? その姿を毎日の業務の中で目の当たりにしている若手社員の皆さん・・・ 同じように丁寧でした!! 挨拶の仕方、席への案内の仕方、お茶の出し方、資料の配布の仕方、全てにおいて相手を気づかう対応でとても気持ちが良かったです! なんだか、偉くなった気分になりました!笑 さて、ここまで3つの切り口から潜入捜査の報告をしてきました!笑 一言でまとめると「感謝しかありません!」です。 日頃の行政運営のおかげで、安心して暮らせる天草があるのかと思うと足を向けて寝られません! 『ともにつながり 幸せ実感 宝の島“天草”』 2029年(令和11年)までの実現を目指して、私にできることを1つずつでも協力していきたいと思いました!! 潜入捜査官 兼 社長 おがわともみ