認知症の方の起こす行動は「周囲には理解できないもの」と映ってしまうことがよくあります。
表面的な行動は
「徘徊」
「帰宅願望」
「入浴拒否」
「暴力・暴言」
などの様々な言葉で表され、「認知症だから起こすもの」と思われがちですすが...
なんと実は!
認知症の方を取り巻く「問題」とされるものは、ご本人の問題ではなく取り巻く周囲の理解やコミュニケーションが大きく影響していることが多いんです!
そこで!
最新技術のVRを使用して認知症の当事者体験を行い、これからの認知症ケアのあり方について考えようという趣旨の研修会を開催しました^ ^
参加者のほとんどが天草の医療介護福祉の現場で働く方々でした。
・当事者の視点が体験できたことがよかった
・レビー小体型認知症の方の見え方、感じ方が少し理解できた
・幻視はこんなにもはっきり見えるものかと驚いた
・これからはその方が今見えている状況を興味深く聞いてみようと思う
・相手を理解することの大切さを再認識した
などといった感想が挙がりました。
当事者へ向けていた矢印を、自分自身や周囲の環境に向けるという
「視点の転換」
これが、これからの認知症ケアを考える上でとても大切であると改めて感じました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!(^^)/
医療介護事業部 部長
木崎拓真